鼻炎・花粉症対策の知識:正しい鼻のかみ方とおすすめの薬

鼻炎・花粉症対策の知識:正しい鼻のかみ方とおすすめの薬

アレルギー性鼻炎や花粉症の症状で鼻水が止まらなかったりすると、非常に辛いですよね。筆者はダニ・室内塵・動物表皮でアレルギー性鼻炎の症状が出るほか、春花粉と秋花粉、さらには黄砂とPM2.5でも症状が出るのでほぼ一年中薬が欠かせません。
しかし、鼻炎・花粉症は正しく対処すれば大幅に症状を緩和させることができます。当たり前のようで見落としがちなので、ぜひこの記事の内容を頭に入れて正しい対処法を身につけ、すぐにでも取り組んでみてください。
アレルギー性鼻炎や花粉症、さらには寒暖差などで鼻水やくしゃみが出ると、ついつい鼻をすすってしまう人が非常にたくさんいます。
しかし、鼻すすりは絶対にNGです。正しい鼻のかみ方で鼻をかみましょう。
そもそも鼻水は、体内に入った細菌やウイルスなどの毒素を排出するために外に出るものです。その鼻水をすすると、細菌やウイルスが鼻の奥に入って症状を悪化させたり、耳にまで達して中耳炎になったりします。
鼻水はすすらず、かんで出しましょう。
鼻をかむ際は、正しい鼻のかみ方でかむことが大切です。ポイントは以下の3つです。
  1. 片方ずつ鼻をかみましょう。
  2. 口から息を吸い、鼻から息を出すようにして優しくゆっくりとかみましょう。
  3. 鼻水が残らないように、最後までかみ切りましょう。
左右の鼻を同時にかむと、鼻汁が逆流して蓄膿症などの原因になります。また、力任せにかむと鼻血などの原因になります。
中途半端にかんで多少でも鼻汁が残ったままにしておくのも、細菌やウイルスが繁殖して症状の悪化につながったり、くしゃみや鼻づまりの原因になるので避けましょう。

※くしゃみは鼻の中に鼻水があることが原因で出るものなので、鼻をかんで鼻水を出し切ることで、くしゃみを止めることができます。
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普段鼻すすりが癖になっていて鼻をかむ習慣がない方にとっては、鼻をかむことに関していくつかの疑問が生じるかもしれません。
以下、よくある疑問に回答します。
「人前で鼻をかむのは恥ずかしい」「鼻をかむ音は周りの迷惑になりそう」と思うかもしれません。
しかし、実際には周りの人は鼻をすする音のほうがよほど耳障りだと感じています。日本人は内気なので面と向かってそれを言ってくる人は少ないですが、Xで以下のような投稿が散見されます。
鼻をすする音を不快に感じている人の声
鼻をすする音を不快に感じている人の声
もちろん、鼻炎や花粉症で辛いことは皆分かっています。
鼻をすする音を不快に感じている人の声
それでも食事中などは鼻をかむことに抵抗があるかもしれませんが、正しい鼻のかみ方をすればさほど大きな音は出ないはずです。
「鼻をかむ音が不快」と言っている人は間違った鼻のかみ方で大きな音を立てている人を指して言っているだけなので、鼻水はすすらず、優しくゆっくりとかみましょう。
女性の方は、鼻をかむと化粧が落ちるから鼻をかみたくないと思うかもしれません。
しかし、鼻をすする音はせっかくの化粧も台無しになるほど周りに人に悪い印象を与えますし、自分自身の健康のためにも良くありません。化粧はあくまで身だしなみの一つとしてするものなので、化粧に気を遣って鼻をすするくらいなら、音のことを考えて鼻をかむのが正しい気遣いというものです。
肌に優しいティッシュを使って優しくかむなどの工夫をすれば、肌荒れも防ぐことができます。
鼻炎や花粉症の症状が重いと、鼻をかんでもキリがないことがあります。
しかし、だからといってすすっていても、それはそれでキリがありません。思い返してみて欲しいのですが、クリニックでの処方薬は服用していますか?
市販薬で済ませようとしていたり、そもそも薬を飲んでいないと延々と鼻水は出続けます。重度の鼻炎・花粉症の症状は市販薬では改善されません。クリニックでの処方薬で大幅に症状が緩和されますので、面倒臭がらずに薬を処方してもらいましょう。
忙しくて病院に行く時間がない方も、今はオンライン診療で手軽かつ安価に薬を処方してもらうことができます。次の章でおすすめの処方薬を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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便利な時代になった今、病院で処方してもらえる薬と同じものをオンライン診療で処方してもらうことができ、しかも病院に行くより安く済みます。分量により価格に差はありますが、たとえば春花粉のシーズンに必要な飲み薬と点鼻薬で概ね3,000円台です。点眼薬を追加しても概ね4,000円台とかなり安上がりです。

オンライン診療はクリニックフォアが全国どこからでも受診できて、薬も郵送で届くのでおすすめです。ぜひ活用してみてください。

以下、クリニックフォアで処方してもらえるおすすめの鼻炎薬を紹介します。(もちろん効き目には個人差がありますので、診療の際に医師と相談して決めるのも良いでしょう)
ビラノア錠は、1日1回、1錠を経口で服用します。強い効き目がありながら眠くなりにくい優れた飲み薬です。
鼻水の症状に加え、花粉症によるかゆみにも効果があります。
ビラノア錠

ビラノア錠

モメタゾン点鼻液は、1日1回の使用ですぐに効果が得られる点鼻薬です。
モメタゾン点鼻液

モメタゾン点鼻液

点鼻薬を使用する際は、鼻をかんで鼻の通りを良くしてから噴霧しましょう。
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【PR】鼻炎・花粉症の悩みに「えぞ式 すーすー茶」
以上のように、鼻炎や花粉症は正しく対処することが大切です。特に花粉症の時期は、飛散が始まったら症状が出始めていなくても薬の服用を開始しましょう。前もって対策することで予防効果が出て、症状をより軽減させることができます。
クリニックでの処方薬を服用し、それでも鼻水やくしゃみが出る場合は鼻をすすらず、正しい鼻のかみ方でかむようにしましょう。
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